東京は国立劇場で、歌舞伎、寄席囃子、太神楽、能楽の研修をやっています。
大阪は文楽研修だけですね。
上方歌舞伎は、松竹が、上方歌舞伎塾として一般公募。
上方の寄席囃子は民間の伝承しかありません。
東西の差が大きいですなあ。
東京の寄席囃子
88%が国立の研修生出身です。
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大衆芸能(寄席囃子)の研修について
研修目的 寄席囃子演奏者になるための基礎教育
現状
1980年(昭和55)開設され、現在第12期まで修了、17名が活躍しています。
これは就業者全体の85%にあたります。
現在は第13期生が研修中です。
研修科目 寄席囃子、長唄・三味線、小唄、端唄、清元、鳴物、作法、講義、見学ほか
応募資格 中学校卒業以上、原則として45歳位までの長唄・三味線の素養のある女子
研修期間 2年間(全日制)
募集人員 若干名
募集時期
選考試験 原則として2年おきに一般公募し、国立劇場で実技試験と面接をします。
適性審査 研修開始後8ヵ月以内に適性を審査し、正式に合否を決定します。
研修時間 原則として、月曜日から金曜日までの平日、午前10時から午後6時まで
研修場所
問い合わせ先 国立劇場 養成課
電話 03-3265-7105(直) FAX 03-3265-7252
〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
修了後の措置 落語協会または落語芸術協会に所属し、都内各寄席・演芸場等に出演します。
その他 受講料無料、教材などは支給します。また、奨励費貸与制度があります。